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こんにちは。はぐくみプラスの田島です。
明日は新しくできた祝日、「山の日」ですね。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ためのお休みとのこと。
お盆前の祝日ということもあり、明日からお盆のお休みに入るよ!なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。うらやましい!と思う反面、長い休みがあっても特段することがないからな〜なんて考えてしまうあたり、私ってインドアなのかもなと思う今日このごろです(・ω・)
さて、そんなことは置いておいて!今回は和歌山の安産・子宝スポットのご紹介。
福岡を出発してから和歌山に着くまで、なんと5時間もかかってしまいました…。新幹線で行ったのが悪かったのか、どんな経路で行ってもそのくらいかかってしまうのか…。日本って小さいと思っていましたが、やっぱりそれなりに大きいですね。
和歌山県伊都郡 慈尊院
慈尊院は、和歌山県伊都郡九度山町にある高野山真言宗の寺院。その昔、弘法大師の御母公が暮らしていた場所とされています。
高野山の麓の山の玄関口にあるのですが、当時の高野山は女人禁制。
弘法大師のお母さまが「一目わが子に会いたい」と訪ねた際も、麓の慈尊院がある場所までしか参拝できなかったんだそう。この弘法大師のお母さまが弥勒菩薩を熱心に信仰していたため、亡くなって本尊に化身した(!)とされて以降、女人結縁の寺として知られるようになりました。
そのため「女人高野」と呼ばれ、安産や授乳、乳がんの治癒から不妊まで女性特有の悩みを抱えた方が多く参拝にいらっしゃるそうです。
鬼子母神の伝説
子育て、安産、いじめ解消、子供安全などのご利益がある鬼子母神。今回お姿は見られませんでしたが、天女の姿をしていて右手にザクロを持ち、左手には子供を抱えているんだとか。
でもこの鬼子母神、ものすごく子沢山。
その子供を育てるために人間の子を攫い、食べてしまっていたそうです。
嘆き悲しんだ人間の親たちはお釈迦様に相談。お釈迦様は鬼子母神の子供を一人隠してしまいます。
初めて母親たちの悲しみを知って改心した鬼子母神。それからは人間の子供を守り、釈迦の教えを信じる守り神となったそう。手にザクロを持っていることと、子沢山なことから子授け祈願で祀られているところもある神様なんですよ。
絵馬の壁がありました!
弥勒堂(みろくどう)前には願いの書かれたたくさんの絵馬が!
中でも目を引いたのは、絵馬の板におっぱいのついた絵馬…!こ、これは一体…?(笑)
女性特有の悩みに関する信仰があることから、昔から参拝するみなさまが自作でこのような絵馬を作って奉納されていたのが始まりなんだそう。
知らずに来た参拝客からのリクエストも多かったため、その場で願い事をしながら組み立てる、キット形式の絵馬として昨年から置き始められたんだそうです。 (2016年4月現在)
慈尊院のお地蔵さまたち
弥勒堂(みろくどう)横に鎮座するお地蔵さまたち!なんと、約100体ものお地蔵さまがいらっしゃるんだそうです!
全部にまあたらしい帽子とよだれ掛けがしてあって、とってもほっこりした気分になれました♪
おさんぽ日記 和歌山編
そろそろ恒例になって参りました、マンホール!
特産の富有柿の柄でした♪こちらは和歌山県九度山町のもの。柿の木は町の木でもあるそうです!
真ん中の絵柄は、九度山町の町章。カラーのものもあるそうで、オレンジ・青・緑などが使われたカラフルなものらしいですよ(*^^*)
タクシーを拾えず、慈尊院から最寄り駅までてくてく歩く途中(40分ほどかかりました笑)本当にたくさんの柿の木がありました!
ちょうど私が取材に伺った際は、木に実った柿がギリギリ残っている時期。
柿の木畑がずらっと続く景色は、福岡ではなかなか見られない圧巻の景色でした!
福岡から出発してから和歌山までの長旅中、ひとり取材がほんとうに寂しくなった私。だってお昼ごはんも夜ご飯も1人なんですよ(ToT)この時なんて1人で居酒屋に入る勇気がなくて、和歌山まで来たのにコンビニ弁当だったんですよ(ToT)せつなすぎ(ToT)
今度の取材はだれかと一緒に行こうかな〜…なんてぼんやり考えた取材なのでした。
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