【工場見学レポ】新ボトル大解剖!coconeクレイクリームシャンプーのボトルのひみつ
実はボトルのリニューアルは3回目。
これまで、たくさんのお声やご意見をいただいてきたcoconeクレイクリームシャンプーのボトル。
過去にも2回の改良を行ってきましたが、今回はこれまでにない大掛かりな改良となっています。その経緯と、どのようにみなさまにお届けされているかをご紹介しますね。
「ボトルは大きいけど内容量は同じ」には理由があった
今回のリニューアルでの最大の特徴は、ボトルが大きくなったこと。
「たくさん入っているように見せたい」「お得そうに見せたい」というわけではなく、クレイクリームシャンプーの中身をしっかり最後まで使いやすくするために必要なことだったんです。
2年かけて研究した答えは……?
こっくりとしたテクスチャーが特徴のクレイクリームシャンプー。
このテクスチャーならではの実感力を損なうことなく、ボトルをもっと使いやすくする方法を2年以上かけて研究した結果、出た答えはボトルの底を二重にして、中身を入れている方の下部をすぼめること。
そうすることで、ボトルの狭さとクレイクリームシャンプーの自重で自然と底にシャンプーがたまり、チューブが吸い上げやすくなるのです。
この底をすぼめる角度を決める作業がとっても難航したんです。
1度角度を変えただけでも吸い出せる量が全然違ったため、なんども角度を調整して試作し、ポンプを押したときに一番クリームを吸い出しやすい角度でボトルを設計を決めました。
では、ボトルの製造工程を見てみましょう!
まずは金型でボトルの形成をする
今回新しくなったボトルは、角度や高さの細かい部分まで完全オリジナルで製造したもの。
こっくりしたクレイクリームシャンプーのクリームを余すことなく吸い出すための二重構造を作るために、素材となるチップを溶かし、専用の金型に流し込んで製造します。
型から出したボトルは人の目でしっかりと不良や傷がないか確認され、次は中身の充填作業に入ります。
先ほども記載した通り、この底面のデザインがリニューアルの大事なポイント。
底をすぼめることで、チューブがクリームを吸い出しやすいように設計しているんです。
ゴミやホコリを完全に取り除く
ラベルを貼り付けたらいよいよ中身のシャンプーを入れていきます。
充填前には、必ずホコリやゴミが混入することのないよう空気圧で除去を行っています。
完成したボトルにクレイクリームシャンプーを充填する
ゴミ・ホコリの除去が完了したら、機械でしっかり計量されたクレイクリームシャンプーが1つ1つボトルに充填されていきます。
充填後、再度計量して間違いなく380g充填されているか確認。万が一規定量から外れた場合は、ラインから外す作業も。
量にミスがないか確認されたあと、ポンプとノズルを設置。中身が漏れないように機械でしっかりと締められ、ボトルに傷などがつかないよう、シュリンクと呼ばれるビニールを被せます。
シュリンクを巻き、最終チェック
なんとこのシュリンク、最初は1つ1つ人の手でボトルに被せているんです。
その後熱を加えることでボトルにぴったりと密着してくれます。
この姿になると、みなさまにいつもお届けする最初の状態ですね!
hugkumi+の倉庫へ発送
目視での確認後、規定をクリアしたボトルは弊社の倉庫へ。
そこから、みなさまへお届けする準備に入ります。
実はいろいろ検討しました。中身を変える?ボトルを変える?
クレイクリームシャンプーの発売後届くようになった「使用しているうちに中身が出にくくなって使いにくい」というお声。
これを解決するために1回目、2回目のボトル変更と同時期に、実は中身の処方の再検討も行っていました。
中身のテクスチャーを吸いやすくすることで使い勝手を改善できないかと考えたのです。
ただ、テクスチャーを変更すると、やはり使用感が変わってしまうという検証結果の連続。
そこで、みなさまに効果をご実感いただけているシャンプーの処方はそのままに、「coconeクレイクリームシャンプーのための専用ボトル」の開発に踏みきったのでした。
さいごに
いかがでしたか?
今回は普段どのようにcoconeクレイクリームシャンプーが作られ、みなさまのもとへお届けされているか、ご紹介しました。
1つ1つの工程にたくさんの人の手や目がかけられ、さまざまなチェックを経て完成するシャンプー。
新しいボトルでみなさまのもとにお届けされましたら、ぜひ感想を教えてくださいね。
2025.09.16
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