バスタイムとスキンケア

バスタイムはスキンケアと相性バツグン?


バスタイムがスキンケアにぴったりなのは、温かいお湯が一日の汚れと一緒に余分な皮脂も落としてくれるから。さらにお風呂の湿気や蒸気が部屋を満たしていることで肌が柔らかくなり、髪にも水分が補給されます。カラダがあたたまることで血行促進も進み、代謝が良くなっている状態。このタイミングでケアすることで、保湿成分がさらに浸透し満足度の高いケアが可能になるんです。

入浴後のスキンケア効率を高めるには?


入浴でうるおった状態を維持するためには、その後のケアが必須。まずは一秒でも早く保湿をしましょう。入浴後の肌の水分量は5分から10分で急速に失われ、放っておいてしまうと入浴前よりも水分が少なくなってしまいます。つまり、入浴後からの保湿をするまでのタイムリミットは約10分間。このあいだに肌にフタをしてあげることが大切です。


顔だけじゃダメ!

カラダも同じようにスキンケアが必要です!
お風呂あがり、顔のスキンケアはすぐにするけれど、カラダは後回しになりがちですよね。でも、顔と同じように入浴後は早めにボディケアも行う必要があるんです。お風呂あがりまでバスタイムと考えて全身の保湿をルーティーンにしましょう。



入浴後のスキンケア、正しい順番は?

スキンケアアイテムは、正しいタイミングで使ってこそ本来の実力を発揮するもの。でも新しいアイテムを使うときに、どのタイミングで使ったらいいか迷ったことはありませんか?あらためて、スキンケアアイテムの正しい使用順番をご紹介します。

Rule 01 油分の少ないものから塗るべし

スキンケアするときに、どんな順番でなにを使っていますか?同じメーカーのものをライン使いしていたら問題ないけれど、他のものを追加したい!と思ったときに、どのタイミングで使ったら良いか迷った経験はありませんか?そんな悩みが解決する基本のルールがあるんです。それは、《油分の少ないものから順番に肌に塗る》こと。

肌に入った水分は、放っておくと蒸発してしまい、水分を補う前よりもさらに乾燥してしまうこともあります。そうならないために、できるだけ油分の少ないものから順番に使い、最後に油分でフタをしてあげることで肌に入れた美容成分を閉じ込め、肌が水分を保持した状態をつくることができるんです。

美容液はいつ使うの?

美容液は水分の多いタイプから油分の多いタイプまでメーカーによってそれぞれ。hugkumi+のPURURIの場合は、化粧水よりも前に使うことで効果を発揮します。


化粧水だけじゃだめなの?

化粧水は肌に水分を補うためのもの。フタをしなければ余計に乾燥してしまうため、必ず乳液やクリームなど油分が含まれたアイテムでフタをしてあげてくださいね。




こんな入り方してない?バスタイムNG集

いくらバスタイムは最高の美容時間といっても、正しく入らなければ意味がありません。まずはお風呂に入ることのメリットとデメリットを知ったうえで、ついついやってしまいがちなお風呂のNGな入り方をチェックしましょう。

NG 01
熱めの湯船に一時間以上ゆっくり入る。

長くお湯に浸かっていると肌がしわしわになってしまいますよね。これは肌が水分を含みすぎて膨らんだ状態。一時的に肌のバリア機能も弱くなってしまっていることを意味します。このまま湯船に浸かり続けてしまうと、肌が持つ保湿因子やセラミドが必要以上に流出してしまい、結果として乾燥肌になってしまうこともあるんです。

 また、入浴時の湯船の温度も重要。42℃以上の熱めのお湯では、肌にかゆみをもたらす原因に。38℃〜40℃くらいのお湯に、15分程度浸かるのが肌にとってちょうど良い入浴時間なんです。

NG 02
入浴中にスマホやタブレットを見る。

バスタイムはしっかりリラックスして副交感神経を活性化させたいところ。スマホやタブレットを使うと、交感神経が優位に働いてしまうため自律神経のバランスが乱れてしまいます。自律神経の乱れは血流の乱れ、ひいては肌のくすみや肌荒れの原因にもなってしまいます。できればデジタル・デトックスをして、ゆったりした時間を過ごしてくださいね。

NG 03
肌が弱いけど、特に対策せずに湯船に浸かる。

沸かしたてのお風呂は気持ち良いですが、水道水の塩素が肌への刺激になる場合もあるため肌が弱い場合は避けた方が◎。市販の入浴剤には塩素を除去するビタミンCやグルタミン酸を含んでいる場合が多いので、入れると塩素除去になりますよ。


バスタイムを楽しくする4つの提案


入浴剤 Bath additives


バスタイムをもっと楽しみにするのなら、入浴剤を使ってみるのはいかがですか?カラフルで選ぶところから楽しめるものや、発汗作用の高いもの、香りの良いものなどさまざま。日替わりで楽しむも良し、週に一度の楽しみにするのも良し。温泉成分の入ったものもおすすめですよ。

マッサージ Massage


バスタイムは、お腹周りや太ももなど普段見えない場所のマッサージにぴったり。カラダにも使える美顔ローラーを持ち込めば、湯船に浸かってぼーっとしながらコロコロするだけでマッサージ効果◎。持ち込む場合は、防水機能のついているものを選んでくださいね。

フェイスパック Face pack


毛穴が広がり、汚れが出ていくバスタイムに使うなら、シートタイプのパックではなく洗い流すタイプのクレイパックやクリームパックがおすすめ。塗り込むのではなく乗せるようにパックして洗い流します。湯船の蒸気がスチームのような働きをしてくれるから、保湿効果がアップします!

アロマキャンドル Aroma candle


バスタイムをもっと上質な時間にしたいなら、キャンドルを灯すのはいかがですか?火を使わなくても本物のキャンドルのようなゆらめきが味わえるものからアロマの香りがするものまでさまざまな種類から選べます。電気を消して、キャンドルの光を楽しむ時間にするのも素敵ですね。


さいごに

美容にとって欠かせない時間、バスタイムとスキンケア。
みなさんはどのように過ごされていますか?
自分のお気に入りのアイテムを使って素敵なバスタイムを過ごしてくださいね。