私は紅茶が好きです。両親が紅茶好きで、物心ついたころから身近にあったことが影響しているように思います。実家で暮らしているころは、毎日晩ご飯後に「今日はどれ飲む?」「私アールグレイ!」「私はセイロンがいい!」とわいわいしながら、紅茶を淹れたカップを片手に家族6人で他愛もない話をしつつ食後の卓を囲んでいました。

社会人になって4ヶ月。この春からはじめてのひとり暮らしを始めた私はいま、ほとんど紅茶を飲まなくなりました。きっと私は紅茶そのものも好きだけれど、家族で同じ卓を囲むあの時間や空間、雰囲気が心から好きだったのだろうなと思います。ひとりでも紅茶を飲める余裕を持てるように、自分の力で生きていけるように。そんなことを思いながら過ごす毎日です。

最近、家の近くに紅茶専門のカフェがあることを知りました。ひとりで行ってみようかとも思ったのですが、私は誰かと一緒に過ごす時間、そこで得られる新しい発見が好きなんだと気付き、先輩スタッフと一緒に行く約束をしてみました。

いま、自分で自分の世界を広げていけている感覚が、少しだけしています。これからもたくさんの人と出会って、自分の中での幸せや大切なものを作っていきたいなと思っています。