自分の好きな香り、知っていますか?

「甘めで大人っぽい香りを身に着けたい」と思ってお店に行っても、いざさまざまな香りを試してみた結果、さわやかなシトラス系の香りを購入していた、なんて経験ありませんか?
香りと印象は深く関係している反面、少なからず自分が考えていた印象とのギャップがあるもの。まずは、自分が本当に好きな香りを知るところからはじめましょう。


強い香りが苦手で香水を試せない……

香水は、香りの賦香率によって種類が異なります。そのぶん香りの持続時間も変わりますが、強い香りが苦手な場合は香りの濃度が薄い「オーデコロン」や「オードトワレ」を試してみると良いかもしれません。
また、ふんわりと香りを漂わせたい場合は、肌に直接吹きかけるでのはなく香水をコットンにつけてから肌にのせるのがおすすめ。香水独特のアルコール臭を飛ばし、自然に香らせることができます。



自分に合う香りの見つけ方って?

香水の香りは、時間の経過とともに変化するもの。香水を選ぶときは、香りをチェックするための紙に吹きかけ、気に入ったものは自分の肌でも試し、その一日を過ごしてみて。つけたてだけでなく、しばらく時間が経ってからの香りをかいだときにも心地よいと思える香りを選びましょう。 



香水の種類と香りのこと

01 トップノート

香水をつけたときに感じる最初の印象。
つけてから10~30分くらいで香る香りのこと。使われている香料のなかでも揮発性の高い香りが使われることが多い。

02 ミドルノート

香水をつけて30~1時間の間で香る香り。
その香水で表現したい香りが最も出る部分。配合されている香料がすべてバランスよく香ります。

03 ラストノート

香水をつけて2時間以降の、残り香となる部分。
つけた人の香りと混ざり、独自の香りとなります。残香性の高い香りが香ることが多い部分です。


代表的な香調を知ろう!

香水やフレグランスの香りには、香調(ノート)と言って香りの種類や系統があることをご存じですか?これを知っていれば、たくさんある香りから自分のお気に入りを見つけやすくなるかもしれません。

The note of the perfume.

01 フローラル


花香りをテーマにしたもの。ひとつの花だけの場合もあれば、複数の花の香りを調合することも。


02 グリーン


森や樹木を連想させる緑の香り。甘さ控えめでさっぱりした青葉を連想させる香りです。


03 シトラス


レモンやベルガモットなどフレッシュな柑橘系の香り。男女ともに使える香水にも多く用いられます。


04 シプレー


柑橘系にオークス(苔)やウッディ系の香りを調合したもの。女性の香水によく使われます。


05 ウッディ


樹木の香り。樹木からとれるオイルから作られます。上品で癒される香りとして知られています。


06 フルーティー


フレッシュな果物の香りをまとえます。甘みのある女性らしい香り。香水初心者にもおすすめです。


07 フゼア


ラベンダーなどのハーブと柑橘系がミックスされた香り。男性の香水に多く使われています。


08 フロリエンテル


オリエンタルのセクシーで大人っぽさとフローラルの軽やかさが合わさった香り。


09 オリエンタル


中近東原産のスパイスなどを使用した、エキゾチックで官能的な香り。ミステリアスな印象に。



タイプ別おすすめフレグランス

ひとくちに香水やフレグランスといっても、さまざまな種類のなかから気に入るものを見つけるのは至難の業。ここでは、あなたの傾向からおすすめの香りをご紹介します!

【 ナチュラルタイプ 】

作り込まず自然体な姿が似合うあなたには、ボタニカルでシンプルな香りが似合いそう。シトラスやグリーンなどの香調がおすすめ。

【 ガーリータイプ 】

少女のようにキュートな印象の反面、目標の達成に貪欲なあなた。若々しさのなかにも芯の強さがあるフルーティ系の香調がぴったり。

【 上品タイプ 】

華やかで上品な印象が強いあなた。優雅さや繊細さを感じるフローラルや大人っぽさのあるフロリエンタル系の香調が似合いそうです。

【 クールタイプ 】

自分磨きを怠らない反面、実は女性的な魅力にも溢れているあなたには、エキゾチックな印象のオリエンタルやシプレー系の香調がおすすめ。


さいごに

今回は香りについてご紹介しました。
あなたのお気に入りの香りはどんな香りですか?
たまには気分を変えて、新しい香りに出会ってみるのもいいかもしれません^^