冷えとり温活のはなし
カラダの冷えは、どうして起こるの? 人間の体温が37度前後をキープできているのは、食事や運動で熱を作り出し、その熱を血液に乗せて全身に行き渡らせているから。ところが、その熱が上手に作られなかったり、血液に乗ってすみずみまで運べなかったりすると、カラダの熱が偏り、冷えが発生するのです。 冷えの困ったところは、カラダが冷えることで肌トラブルをはじめ、さまざまな不調を引き起こしてしまうところ。でも、ちょっとした生活習慣の改善で解決する部分もあるんです。今回は、冷えを追い出すための「マッサージ」「睡眠」「食事」の3つをテーマに毎日の生活にかんたんに取り入れられる内容をご紹介していきます。 冷えとりにまつわる4つのキーワード 01 筋肉 カラダの熱の役4割をつくるのは筋肉。 特に足の筋肉には血液循環を促すポンプのような役割も担っているため、冷え解消に大きな影響があるんですよ。 02 血流 熱を運んでくれる役割を担っているのが血流。 だからこそ血行促進は冷え取りの基本。滞りやすい部分をマッサージしたり、入浴で温めたりしましょう。 03 熱 カラダは食事に含まれる栄養を吸収することでも熱を生み出します。カラダを温めるのが得意な食材を知り、積極的に取り入れることも大切ですよ。 04 自律神経 体温調節や血流のアップ機能を担っているのが、自律神経。睡眠の質が低下したり余計なストレスがかかったりすると、冷えが進行してしまうことも。 冷えとりマッサージ&ストレッチ 熱をカラダのすみずみまで運ぶ血流。この血流を促進するのに有効なのが、マッサージです。特に冷えやすい手先や足先、毛細血管が多く通っている耳たぶなどは効率的に血行促進できますよ。 耳 耳縁の上側からもみほぐし、耳たぶまでもんでいく。終わったら、今度は耳を折りたたむようにぎゅっとつまむ。これを左右それぞれ1分間ずつ行う。 指先 親指と人差し指で逆の手の爪の両側をはさみ、軽く押すようにもむ。親指から小指まで一通り済んだら逆側の手も同じように行う。 足指 素足の状態で椅子に腰掛け、足の指をギュッと閉じたりパッと開いたりする。目安は1分程度。開くとき、足の間も開く意識をすると◎。 指 指を組み、指の付け根を圧迫して緩めてを繰り返す。親指の付け根は指でつまむようにに圧迫しては緩めるを繰り返す。トータルで1分ほどが目安。 ふくらはぎ 壁や台など安泰した場所に両手をつき、足先を揃えて立つ。ふくらはぎを意識しながら、ゆっくりとかかとの上げ下げを行う。1分程度を目処に行って。 脇 胸から脇にかけての筋肉を、それぞれ反対側の手で脇をつかむようにして、親指でよくもみほぐす。左右それぞれ数回程度でもOK。 冷えとり睡眠 冷えが進行していると、カラダが熱を逃すまいと交感神経を活発に働かせるため眠りにつきにくい状態に。眠りが浅いと、日中に眠くなり熱が作られにくくなるという悪循環が起こってしまうんです。 01 冷房に頼りすぎない 日中も夜間もずっと冷房にさらされていると、冷えが蓄積してしまいます。とはいえ、寝付きが悪くなってしまうのも考えものなので、夜間はタイマーをセットする、扇風機を活用するなど冷房に頼りすぎない環境づくりからはじめましょう。 体感温度を下げてくれる寝具もおすすめですよ。 02 パジャマで快眠 睡眠中の快適さを求めるなら、パジャマは吸収性のあるものを。吸水性もあり、湿気を溜め込まない綿100%のものが特におすすめです。 寝返りを妨げず、お腹や腰、手首や足首までカバーできる形のものが理想。フードのついているものや生地が厚いものは浅い睡眠の原因になるので注意を。 03 湯たんぽを活用する 秋冬は気温が低いため、湯たんぽを活用するのがおすすめ。入眠に必要なカラダの深部体温の低下を妨げることなく血の巡りを整え、眠りにつきやすくなります。 冷えやすい内臓が集まっているお腹、大きな血管の通っている足の付け根、普段使うことの少ない腕の外側を重点的にあたためましょう。 04 寝るときの靴下はNG 冬場は足先が冷えているからと眠るときに靴下を履く方も多いのでは? でも、カラダが眠りのモードに入るためには手のひらや足裏から熱を出すことが不可欠。眠るときに靴下を履いてしまうと、その熱を逃せなくなってしまい入眠の妨げになってしまうのです。 冷えとりごはん カラダの熱の源は、なんといっても食事。毎日の食事内容や調理方法、食べ方を工夫するだけでも冷え体質を改善できます。カラダを冷やさない食べ方や食べ物を知って取り入れてみましょう。 01 良質なタンパク質を摂る 現代の女性は、普段の食事でのタンパク質量が不足しがち。豆腐や鶏肉、魚などの良質なタンパク質は筋肉のもととなり、カラダの熱生産を助けてくれます。 02 根菜を積極的に食べる 根菜に多く含まれるビタミンCは血液を作り出すのに役立ちます。また、食物繊維が豊富なので、冷えと関係の深い便秘解消にも◎。 03 よく噛んで食べる よく噛むことで消化酵素のひとつでもある唾液が分泌され、胃での消化吸収を助けるんです。ごはん一口あたり30回程度噛むのが理想ですよ。 04 食べすぎはNG 食べすぎてしまうと、消化のために血液が胃腸に集中してしまいます。3食しっかり食べるより、朝昼はスムージーやお蕎麦などで軽めにし、夕食で好きなものを。 05 間食はナッツやドライフルーツ 間食するなら、体温を上げる効果のあるビタミンEが豊富なナッツや鉄分が豊富なドライフルーツにしましょう。生のフルーツはカラダを冷やすことがあるので注意。 06 飲み物にはスパイスを ホットドリンクを飲むときには、シナモンや生姜を少し追加してみて。カラダがポカポカと内側から温まります。夏場でも冷たいものではなく常温以上の温度が◎。 さいごに 今回はカラダの冷えについてご紹介しました。 日ごろ悩んでいるカラダの不調は、実は冷えからきている可能性も。 日常に取り入れられそうなものから、温活を始めてみてくださいね^^2026.04.10
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